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2006年8月15日 (火)

終戦記念日に思う

 朝から・・・昨日からずーーーっと、TVは靖国神社参拝の話題ばかりでしたね。

 みんなの思いや考え方がさまざまで、本当はどうしたらいいのか、よかったのか、それだけ聞いていると考えが偏ってしまうような、そんな気分にさせられました。
 マスコミが荒立てるから更に事態が深刻化しているように思えるのは私だけでしょうか。

 今日は戦後61年目の終戦記念日です。
 終戦記念日に、みなさんは何を思いますか?
 さっきニュースで「今日が何の日だか知ってますか?」の問いに、「えーっ?何?」と言ってる茶髪の10代後半の女の子の姿が映し出されてて、かわいそうに思ってしまいました。
 先週末の『週間こどもニュース(NHK)』でも戦争の話題が取り上げられて、小学1,2年の子すら戦争について興味を持って質問している子もいるのにね。
 そんな時代に入ってきてしまったのでしょう。

 戦争を知らない世代の私ですが、我が家では毎年8月15日が近づいてくるとNHKなどで特集番組が組まれるので家族で戦争について話をする機会が増えます。
 母方の祖父母は沖縄出身。
 沖縄戦で祖父方の一家は全滅。
 祖父は昭和20年7月に招集され戦地へ。
 すぐに終戦を迎えたので戦死はまぬがれましたが、シベリアへ抑留。
 その間何度となく死と向かい合わせの生活があったと聞きました。
 たまたま教員を辞めて会社員として働いていたために死刑にもならずに済んだようですが、知人を相当数亡くしたそうです。
 終戦時、母親は祖母と姉妹と共に満州にいて、怖い目にもあったとのこと。
 祖母のがんばりで何とか残留孤児にもならずにみんな揃って日本に帰れた話を、子どもの頃から何度となく聞いて育ちました。

 ・・・この時期が来ると、同じ話がまた繰り返されます。

 『ひめゆりの少女たち』『はだしのゲン』『ガラスのうさぎ』などの小説を小中学生の頃読んで、戦争の悲惨さをひしひしと感じたことを覚えています。

 昭和20年の平均寿命。男25歳。女32歳。
 考えられないほどの短さです。
 まだまだやりたかったことはたくさんあるでしょうに。。。
 そんなことを考えると切なくなります。

 我が家の終戦記念日のの夕食は、母親が毎年すいとんを作ってくれます。
 昔からは考えられないぐらい具のたくさん入った味の濃いすいとんです。
 このすいとんを食べながら、平和のありがたさを噛み締めています。
 ずっとずーーーっと平和でありますように。

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コメント

戦争体験を繰り返し繰り返し語ってくださる方が家族の中にいらっしゃるというのは、くるみさんにとって大変素晴らしいことだと思います。くるみさんの臨場感ある日記には程遠いですが、終戦記念日の靖国参拝を巡って、小生なりのつたない私見を今日付けのブログにしたためてみました。小生など、旧ユーゴ時代の紛争時に現地を訪れていた当時、戦車や負傷者を街で見かけてビビった以外は、戦争の直接体験はありません。ただ、体験していないから…、では済まされず、貴重な体験談を後世に伝えるのが、我々の役割だと認識しております。

投稿: 乙さん | 2006年8月16日 (水) 11時51分

乙さん。
戦争について語るのは難しいですね。
実際に体験したことのない私たちの世代が語るのにも限界があると思います。

とにかく平和な世の中が続くことを祈らずにはいられません。

投稿: くるみ | 2006年8月16日 (水) 23時24分

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